バリトン独唱　竹内雅挙


　東京芸術大学卒業、同大学院独唱科修了。

　「フィガロの結婚」伯爵、「こうもり」ファルケ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」アルフィオ、「夕鶴」運ず等を演じ、特に浅草オペラ「ボッカチオ」（表題役）、アニメと舞台を融合させた革新的なハンズオン「魔笛」（パパゲーノ役）では高評価を得る。「第九」やフォーレ、モーツァルトの「レクイエム」などの独唱、独・日本歌曲のコンサート出演も多く、「北日本新聞社ホール推薦演奏家シリーズＶＯＬ．３」リサイタル（1997年）やシュツットガルト音大のピアニスト、故カール・デイビス氏との共演（１９９９年）、２回のソロリサイタル（２００８年）では、ディクション、解釈、表現力など好評を博す。修士論文は「ヴォルフとメーリケのフモール」。

　音楽と生活をつなぐことをライフワークとし、コンサートの企画制作業にも長け、また、アウトリーチにも積極的で、学校・施設での演奏交流をはじめ、クラシック歌手による「うたごえ」講師としても高い人気を誇る。

　２０００年富山国体式典ソリスト。富山うたごえ倶楽部主宰。クラブツーリズム新宿うたごえ講師。女声合唱団リベラ（取手）、コール・エデン（松戸）、柏プリムラエ・コール指導者。ＮＰＯ法人日本声楽家協会個人レッスン（基礎）講師、および制作ディレクター。日本声楽アカデミー会員。
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